Seasar Conference 2009 Whiteに行ってきました

週末にSeasar Conference 2009 Whiteに行ってきました。
前回のSeasarConは録画係だったけど、今回はいち来場者として参加しました。雨天にも関わらず来場者は前回より多かったらしいです。四捨五入したら1000人いたとかいないとか。
各セッションの資料などはだいたい公開されているので内容は別紙参照ってことで、自分がみたセッションの感想などを書きます。

[S306-1: Wicketシステム開発の現場]
冒頭の「なぜ新しいフレームワークなのか?」のくだりはWicketに限らず言えることなので肝に銘じておきます。新しいフレームワークを採用するのは単純にハヤリだからということだけじゃいけないと、変化していくユーザの要望に対応する為なんだよということですね。
Wicketに関して、デザインと機能の分離というのは他のフレームワークでも常々言われながら、どこで分離するかが難しいと思うんだけど、画面設計で作ったモックをそのまま使えるらしいのでそこは魅力でしょうか。
まずは触ってみないことには。。。と思ってたら、なんと、講演者の矢野さんの著書が発売されたばかりらしいですよー。
WicketによるWebアプリケーション開発―オープンソース徹底活用

[S304-2: OSSの今後]
OSSを扱うものとして、もっと深く関わってOSS開発に貢献していかねばと思わせる内容でした。単純に利用するだけじゃだめです。OSS開発の活性化が無限の可能性を秘めている。。。
あと、エリック・レイモンドの「ノウアスフィアの開墾」というのは初めて聞きました。かろうじて「伽藍とバザール」は知っていましたが、勉強不足です><

[S307-3: JBoss Application Server入門 - Seasar2を動かして見よう! -]
出張先から直行で参上するという強行日程にも関わらず、本番に合わせて仕上げてくるid:bose999氏に脱帽です。最前列に陣取ってかぶりつきで観させてもらいました。
資料を見ての通り、かなり盛りだくさんの内容がこの短時間の中にまとめられていて1時間で聞くにはちょっともったいないぐらいです。同じ内容で3日間にわけてトレーニングコースを開けますよ。
特にJBoss4系と5系の差異については参考になりました。4系では動くけど5系だと動かないというケースが意外とあるのかな。

[S306-4: Hudsonを用いたOSS開発]
このセッションもかぶりつきで、id:cactusman氏のスーツコスプレを観賞しました。
Hudsonは今関わっている案件で使ってたりするので興味深く聞けました。ってか、SeasarよりJiemamyをメインで取り上げるあたりはサスガだw
バックアップについて、過去のビルド結果が必要になることはあまりないから今はやってないってことだけど、確かにソースはSCMから取得してるし必要ないよなぁと。そもそもHudsonにはバックアップの機能ってあるのかな?打ち上げで隣に座っていたのに聞くの忘れてたよorz

[S305-5: ライトニングトークス]
最後のセッションで参加者も一つの部屋に集まっていたので盛り上がってました。
短い時間で大勢の人に対して伝えたいことを説明するって難しいですよねぇ。
内容、資料、トーク、ネタなどいろんな要素を操ってこそなせる技です。


次回のSeasarConは5、6月ごろ予定されているみたいです。次はもう少し事前に勉強していくべ。